スイミングスクールで泳ぎのレッスン

背泳ぎ

背泳ぎは英語でバックとも呼ばれる変わった泳法です。

もしスイミングスクールで仰向けになって泳ぐ方法があるかを指導者に質問したら 「背泳ぎがそうだよ」と回答されるでしょう。 つまり数ある泳法の中でも仰向けで泳ぐスタイルは背泳ぎしかないということです。 クロールもバタフライも平泳ぎも、プールの中ではお臍が下を向くのが正しい フォームですが背泳ぎだけはその逆でお臍を天井をに向けて泳ぐことになります。 顔も空を見上げる形になるので顔を濡らさないため、水が恐い人でも安心して 練習することができるかもしれません。 全く顔が水に浸からないかというと実際にはそうでもなく、後頭部は水中に沈んで いますし多少は水面を上下するのでたまには頬のあたりまで水中に入ります。 それでもキックをサボったり腰を沈めないようにしていれば水面に浮かびますから、 呼吸をするには充分なくらい顔面を空中に露出したまま維持できます。 鼻の穴に水が流入しないようにやや顔を立てておけば鼻呼吸できますし、目にも 水がかかりにくいので水を恐がる子供にもお勧めの泳法です。 コーチに手ほどきを受ける最初のレッスンに限り、この姿勢で泳ぐことに不安を 抱くかもしれませんが一度マスターしてしまえばあとはスイスイ泳げます。 それまでに学校の授業でクロールを習得していたり、スイミングスクールで バタフライを学んできた人でも初背泳ぎはちょっと緊張するようです。 進むべき方向が視認しづらい事も不安を増幅させますが、仰向けスタイルで泳ぐ ことに不慣れなせいもありそうです。 陸上で背泳ぎに近いことをしようとするなら後ろ向きに歩くことになりますし、 これはスピードが速いほど確かにちょっと恐そうです。 見えない方向に向かって進む、そこが慣れ親しんだ場所で心の目で見えそうな空間 ならばそんなに恐怖しないでしょうが、初めてだとやっぱり不安を感じざるを えないかもしれませんし、大人のほうがその気持ちは大きいかもしれません。 上達したら顔を仰け反らせて進路の先を見られるテクニックも覚えるでしょうが、 いきなりそんなことをしても呼吸を乱してしまいます。 水面上に顔が出てるとはいえ頭を沈めて前方を見ようとしたら、水面が迫って きますし鼻腔が上を向いてそこに水が入ってしまうおそれもあります。 なのでスクールなどで背泳ぎをマスターしたいのなら呼吸の方法とタイミング から先にレッスンを受けましょう。 一応いつでも息継ぎ可能なのですが、より安全なタイミングで呼吸する癖を付けた ほうが楽に泳げるようになりますし、高波など多少のアクシデントにも動じる ことなくスイムを続行することができるでしょう。 ベストな息継ぎのタイミングは顔が沈みにくい瞬間になります。 泳いでみればそれがいつかは体験できますが、手が天井を向いていないときです。 水中に手が沈んでいる間は身体もちょっと浮き気味になるので、あとは水しぶき が上がらないタイミングを見計らって速やかに息継ぎをしましょう。 息を吐くのはいつでもいいですが吸い込むときは水を一緒に取り込まぬよう、 自分なりのタイミングを探してみてください。 次はフォームですが、背泳ぎは身体をシャープペンシルの芯のように真っ直ぐ 伸ばした姿勢が基本となります。 特に腕には注意して、全ての関節を直線にするイメージでピンとさせましょう。 定位置は耳の後ろで指先が軽く接触するくらいの角度が望ましいです。 背筋も伸ばして腰が曲がらないようにしますが、あまりやりすぎてもいけません。 あとは顎を引いて完成です。 しっかりできていればバタ足だけでも沈むことなく泳げますので、この基本姿勢を 完璧に習得することを最初の目標にしましょう。